Monday, April 3, 2017

#36-2 Tengu100 - recap


ふと思いつきでテング24耐を走ることは自分自身を知る意味で宝の山だった。

  • 常に100マイルを走れるように心がけてきたから、その抜き打ち検査的な
  • テング新コースでサブ24出来るか確認(自信→確信)
  • 累積標高12000を24時間以内にマッスルメモリーにインプットしたときのインパクトを確認
  • 自分の可能性を知りたかった。可能性を知るには過酷な条件こそ好都合だった
  • 当日の悪条件こそ、未来への好条件だった
  • 脳にあるイメージを身体にシンクロさせたかった

結果23時間31分で8周達成。
(テングの鼻を24回タッチ)

タイムリミットまで29分だったけど、たかが29分されど29分。

テングのコースは難易度が高いから、最終ラップ、いや24回目の天狗タッチまで全く気が許せない。でもこの走りながら迫りくるケツカッチンが何とも言えない。

テングをSUB24達成するには単純に周回を3時間以内に走れないとアウト。まさに天狗とのPK戦。セオリーははじめのフレッシュなうちに身体に疲労を残さない程度のタイム貯金。あとは周回2時間50分~3時間を目処に貯金の微調整。自分の記録は周回2時間56分ペース。もし周回4分多くかかっていれば完全にアウトだった。たかが29分されど29分。

周回SUB3参考タイム(2時間50分)
  1. 日影沢→天狗:35
  2. 天狗→大垂峠:17
  3. 大垂峠→天狗:23
  4. 天狗→小仏西駐車場:15
  5. 小仏西口駐車場→美女谷:25
  6. 美女谷→天狗:30
  7. 天狗→日影沢:25
周回を重ねるごとにどんどん弱い自分が出てきて、これが本当の自分なんだと思った。自分が弱いことを思い知らされると何とも言えない居心地の悪い気持ちになって、その場から逃げるなり、自分に都合のいい言い訳ばかり考える。それでも少しだけ強いほうの自分が頑張れと奮い立たせてくれる。

今回自分の残した記録は未来の挑戦者たちが塗り替えてくれるためへの希望の数字であり、また今後もっとたくさんの仲間たちがこの楽しさを知り、好きになり、魅了され、深みにはまってくれれば良いと思う。

迫りくる時間のなかで最後のテングから日影沢まで痛みを必死にこらえながら駆け下りたダウンヒルは最高に気持ちよかったなあ。

テングたれ!

rd_tomo